中国/始皇帝陵と兵馬俑坑(しこうていりょうとへいばようこう)

世界遺産学習ガイド

中国/始皇帝陵と兵馬俑坑
(しこうていりょうとへいばようこう)

当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。

中国/始皇帝陵と兵馬俑坑
    (しこうていりょうとへいばようこう)
【場 所】
中国/陜西省
【登録範囲】
始皇帝陵(総面積約56.25ku)、兵馬俑1号坑(約1万4260u)、2号坑(約6000u)、3号坑(約520u)を中心とした地域。
【登録基準】〜分化遺産@BCE〜【1987年登録】
人類の創造的資質を示す傑作。現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
普遍的な重要性をもつ出来事、現存の伝統・思想・信仰や芸術的、文化的所産に関係するもの。

中国/始皇帝陵と兵馬俑坑(しこうていりょうとへいばようこう)についての解説

【中国/始皇帝陵と兵馬俑坑(しこうていりょうとへいばようこう)】
現在の西安郊外に残る始皇帝陵は、紀元前3世紀に中国初の統一国家を作り上げた秦の始皇帝の巨大な陵墓です。1974年、この陵園区域の東側から、6000体を超える兵馬俑や青銅製武器などが発掘されました。

兵馬俑とは、兵士や軍馬をかたどった陶製の像で、副葬品の一部として陵墓に埋葬されたものです。そのいずれもが極めて写実的に造られているうえ、一体一体がすべて異なる表情をしていることから、それぞれ個別に制作されたものと推測されています。

秦王朝の人々の驚くべき造像技術と、芸術性の高さを伝えるこれらの兵馬俑は、およそ2200年前の軍隊編制や人々の様子を、詳細かつ活き活きと伝える史料としても重要です。

始皇帝陵の本体の発掘調査は現在も続いていますが、推定される大きさは中国でも有数の規模とされ、後世に造られた歴代皇帝の巨大墳墓の先駆けとなった貴重な遺構と言えます。


始皇帝陵と兵馬俑坑


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