日本/白神山地(しらかみさんち)

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日本/白神山地(しらかみさんち)

【場 所】
日本/青森県、秋田県
【登録範囲】
本州北部、青森県と秋田県にまたがる約1300kuの白神山地のうち、169.71kuの部分。中心部101.39kuの核心地域と、周辺部68.32kuの緩衝地帯からなる。
【登録基準】〜自然遺産A〜【1993年登録】
進行しつつある重要な地質学的プロセスと、8000〜1万2000年の間生き残り、生物学上の進化を示すこの地特有のブナ林が見られることなどから。

日本/白神山地(しらかみさんち)についての解説

【日本/白神山地(しらかみさんち)】
世界遺産に登録された白神山地に自生するブナの林は、東南アジアに残る最後の原生温帯林という点で高い価値があります。

 

また、観光用の道路や施設などを一切排除した自然林には、約500種の植物、84種の鳥類などが生息し、なかには絶滅が危惧されているクマタカのほかに、やはり絶滅危惧種で天然記念物のイヌワシやクマゲラの繁殖も認められています。

 

白神山地は大切に守り育てる森林として、世界遺産に登録されたのです。
さらに、白神山地には日本海の海底が隆起して山地が形成されるに至るまでの地層が残っている点でも、遺産価値が認められています。

 

 

海外旅行に役立つもの

 ・旅の指差し会話帳   ・翻訳機   ・変換プラグ   ・変圧器
 ・キャリーケース   ・スーツケース   ・リュック デイバッグ

 

 

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