新たな保護条約〜無形遺産

 世界遺産学習ガイド
当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
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【新たな保護条約〜無形遺産】


まず、世界遺産の基礎知識を知って、
世界遺産についての理解を深めましょう。

【無形遺産】
2003年、パリ・ユネスコ本部で開催された第32回ユネスコ総会において、賛成120ヶ国、反対なし、棄権8ヶ国で採択されたのが、「無形文化遺産保護条約」です。今後、30ヶ国の批准を得た後、正式に発効されることになります。
この条約は、口承による伝統、芸能、社会的習慣・儀式、伝統工芸技術などの無形の文化を、有形文化財である世界文化遺産同様、人類共通の宝物として保護することを目的としたものです。
これに先立ち、1998年、ユネスコは、「人類の口承及び無形遺産の傑作の宣言」も採択しています。この宣言は、口承や無形遺産の価値を讃え、それらを保護し未来へと受け継いでいこうというものです。ユネスコは、加盟国から推薦されたもののなかから、隔年で「人類の口承及び無形遺産の傑作」を選出し発表しています。
これまでに、日本では「能楽」や「人形浄瑠璃文楽」が選ばれました。今後、「無形文化遺産保護条約」が発効した時点で、これらは新たに「無形遺産」として登録されることになります。
ちなみに、2005年8月現在では、批准国は19ヶ国です。


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