当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
スウェーデン／ファールンの大銅山地域
【場 所】
スウェーデン／ダーラルナ県
【登録範囲】
スカンジナビア半島南部の山間の町ファールンと、その周辺の鉱山跡地。
【登録基準】～文化遺産②③⑤～【2001年登録】
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。ある文化を代表する伝統的集落、土地利用の顕著な見本。
スウェーデン／ファールンの大銅山地域についての解説
【スウェーデン／ファールンの大銅山地域】
ファールンは8～9世紀から採掘が始められた、世界有数の銅山の町です。17世紀半ばには世界の銅産出量の70％を産出するまでになり、1992年まで採掘が続けられました。
17世紀後半から19世紀に造られた工場や、管理事務所をはじめ、深さ90ｍの採掘坑や廃石の山が銅山の歴史を物語っています。旧市街には、17世紀の聖堂など、かつての繁栄の面影を示す歴史的建造物が今も残っています。
海外旅行に役立つもの
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