スウェーデン/サーメ人地域

世界遺産学習ガイド

スウェーデン/サーメ人地域

当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。

スウェーデン/サーメ人地域

【場 所】
スウェーデン/ノルボッテン県
【登録範囲】
パジェランタ、サーレク、ストーラ・ショーファレット、ムッドゥスの四つの国立公園と、シャウンニア、ストゥッバの二つの国立自然保護区、スリチェルマ氷河地帯、チューオルタ渓谷、ラバダーレ・デルタの3地域を含む9400ku。
【登録基準】
〜文化遺産BD自然遺産@AB〜
                     【1996年登録】

地球の歴史の各主要段階をあらわす優れたもの。
生態系や動植物の進化発展に関する生態学的、生物学的過程を示す重要な例。ひときわ優れた自然美、及び美的要素をもつ自然現象・地域。現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。ある文化を代表する伝統的集落、土地利用の顕著な見本。

スウェーデン/サーメ人地域についての解説

【スウェーデン/サーメ人地域】
北極圏に位置するラップランドのうち、スウェーデンの最北端にある四つの国立公園と二つの国立自然保護区、氷河地帯などを含む9400kuが世界遺産に登録されています。

そのなかで、5000年前からトナカイとともに暮らしてきたサーメ人の集落が文化遺産として、氷河が造り出した自然環境が自然遺産として価値を認められ、ヨーロッパでも数少ない複合遺産として登録されています。
サーメ人の生活にも機械化の波が押し寄せ、狩猟から飼育へと生活形態こそ変化はしましたが、トナカイとともに暮らす伝統的生活が維持されている点が貴重とされました。

また、この地では氷河時代後期の地形が見られ、そこには、ツンドラを好むヨーロッパオオライチョウ、猛禽類のイヌワシ、大型動物のヘラジカのほか、ヒースやリンドウなど、寒冷地を好む動植物が多く生息している点も重要とされています。


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