当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
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チェコ／リトミシュル城
【場 所】
チェコ／パルドゥビツェ州
【登録範囲】
チェコ北西部の町リトミシェルに残っている、16世紀の貴族ペルンシュテイン家が築いた城と付属施設です。
【登録基準】～文化遺産②④～【1999年登録】
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
チェコ／リトミシュル城についての解説
【チェコ共和国／リトミシュル城】
中欧ルネサンス建築の白眉。リトミシュル城は、城に付属する劇場、庭園、ビールの醸造所までも当時の姿を現在にとどめています。
16世紀初頭、北イタリアから招かれた多くの建築家によって築かれ、18世紀の改修でバロック様式の要素が加えられました。中廊が中庭を囲むイタリア・ルネサンス様式を用いた点で、中欧での先駆けとなり、その後の中欧建築に大きな影響を与えたのです。
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