イタリア/ヴェネツィアとその潟

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イタリア/ヴェネツィアとその潟

【場 所】
イタリア/ヴェネト州
【登録範囲】
ラグーナ(潟)と周辺の島々を含む5万kuです。
【登録基準】
〜文化遺産@ABCDE〜【1987年登録】
人類の創造的資質を示す傑作。時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。ある文化を代表する伝統的集落、土地利用の顕著な見本。普遍的な重要性をもつ出来事、現存の伝統・思想・信仰や芸術的、文化的所産に関係するもの。

イタリア/ヴェネツィアとその潟についての解説

【イタリア/ヴェネツィアとその潟】
水の都ヴェネツィアは、文化遺産の六つの登録基準の全てに該当する貴重な世界遺産です。まず、浮き島に杭を打って建物を築いた技術が、人間の創造力の豊かさを表現していること。

 

そして、ヴェネツィア独特の建築様式と、ティントレットやベリーニなど著名な画家たちの壁画が他国に影響を与えたこと。
また、ヴェネツィア共和国として最も栄えた時代(13〜16世紀)の、西洋と東洋、イスラム教が融合した建築物が残っていること。

 

サン・マルコ広場やドゥカーレ宮殿など、広場やパラッツォという、当時ほかに類を見ない都市空間を生み、浮き島に建設された町が伝統的集落にあたること。
「東方見聞録」を遺したマルコ・ポーロが出航した場所がヴェネツィアだったことがなどが貴重とされています。

 

 

海外旅行に役立つもの

 ・旅の指差し会話帳   ・翻訳機   ・変換プラグ   ・変圧器
 ・キャリーケース   ・スーツケース   ・リュック デイバッグ

 

 

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