スペイン/アルタミラ洞窟

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スペイン/アルタミラ洞窟

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国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。

スペイン/アルタミラ洞窟

【場 所】
スペイン/カンタブリア自治州
【登録範囲】
スペイン北部のサンティリャーナ・デル・マール村にある、奥行き270mの洞窟。
【登録基準】〜文化遺産@B〜【1985年登録】
人類の創造的資質を示す傑作。
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。

スペイン/アルタミラ洞窟についての解説

【スペイン/アルタミラ洞窟】
1879年に発見されたアルタミラ洞窟の壁画は、20世紀初頭の調査で紀元前2万年から、前1万3500年の旧石器時代のものと確認されました。
奥行き270mの洞窟が、「旧石器時代のシスティーナ礼拝堂」と言われるわけは、壁画の高度な描写技術にあります。
使用されている顔料は獣脂に黄土と木炭、マンガン酸化物などを溶いたものです。
黒い線でアウトラインを明確に描き、岩肌の凹凸を生かしながら、ぼかしの技術を使い立体感をつけているのです。
特に入り口から30mの位置にある、通称「大広間」では、疾走し威嚇し時には伸びをする野牛、シカ、馬など二十頭の動物がリアルに描かれています。
一時期、多くの観光客や研究者が立ち入ったことで、人間が吐き出す二酸化炭素や体温などが壁画を著しく傷めてしまいました。
そのため、人類への遺産を残すため、現在、洞窟へは立ち入り禁止になっています。


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