モロッコ/マサガン(アル・ジャディーダ)のポルトガル都市

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モロッコ/マサガン(アル・ジャディーダ)のポルトガル都市

【場 所】
モロッコ/ジャディーダ州
【登録範囲】
アル・ジャディーダの城塞都市。
【登録基準】〜文化遺産AC〜【2004年登録】
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。

モロッコ/マサガン(アル・ジャディーダ)のポルトガル都市についての解説

【モロッコ/マサガン(アル・ジャディーダ)のポルトガル都市】
カサブランカから南西に90km、大西洋に面したマサガンは、現在はアル・ジャディーダの名で知られている古い城塞都市です。この町は、大航海時代の1502年にインド貿易の中継地としてポルトガル人によって建設され、1769年までポルトガル領でした。

 

そのため、町の造りや建築に、ヨーロッパとモロッコ文化の融合が顕著に見られます。なかでも重要な建築物は、堡塁や堀を備えた星形の城塞です。1514年に建設が開始されたこの城塞は、ルネサンス初期の軍事建造物の一例です。

 

また、同じく1514年に建造された貯水槽や聖母被昇天聖堂には、後期ゴシック建築のマヌエル様式が見られ、保存状態も良好です。

 

 

海外旅行に役立つもの

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