アルジェリア/タッシリ・ナジェール

世界遺産学習ガイド

アルジェリア/タッシリ・ナジェール

当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。

アルジェリア/タッシリ・ナジェール
【場 所】
アルジェリア/イリジ県
【登録範囲】
サハラ砂漠南部、総面積約8万Kuの山脈地帯。
【登録基準】〜分化遺産@B、自然遺産AB〜
生態系や動植物の進化発展に関する生態学的、生物学的過程を示す重要な例。
ひときわ優れた自然美、及び美的要素をもつ自然現象・地域。人類の創造的資質を示す傑作。
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。

アルジェリア/タッシリ・ナジェールについての解説

【タッシリ・ナジェール】
サハラ砂漠最奥部の荒涼とした山脈地帯からは、紀元前8000年前後から紀元前後までに描かれた、約2万点の岩面画が発見されています。タドラート・アカクス山脈で発見されたものと同様、数千年にわたって描かれたものです。

描かれた時代は、最古の「狩猟民の時代」に始まり、「ウシの時代」、「ウマの時代」、「ラクダの時代」の四つに区分されます。これらの岩面画は、かつてはこの地が緑豊かな大地で、人々の生活が狩猟採集から牧畜へと変わり、やがて近隣諸国との戦争が始まるなど、一帯の歴史の返遷を伝えています。

また、周辺の砂漠は絶滅危惧種を含め、20種の哺乳類をはじめとする動植物の貴重な生息地でもあります。


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