当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
エルサレムの旧市街とその城壁
【場 所】
エルサレム旧市街
【登録範囲】
エルサレムの城壁内の旧市街。
【登録基準】 ～分化遺産②③⑥～1981年登録／危機遺産リスト1982年登録
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
普遍的な重要性をもつ出来事、現存の伝統・思想・信仰や芸術的、文化的所産に関係するもの。
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。
エルサレムの旧市街とその城壁についての解説
【エルサレムの旧市街とその城壁】
エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教という３宗教の歴史と密接に結びついて、いずれの宗教もが聖地としている古都です。
４０００年近い歴史の中で、破壊と再建を繰り返しながら今日に至り、今もなお“唯一の神”を巡って３宗教が共存する、宗教史上きわめて重要な場所と言われています。
また、キリスト教の聖墳墓記念聖堂、イスラム教の「岩のドーム」は、それぞれの宗教建築の発展に影響を与えています。
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