当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
ブラジル／ディスカヴァリー・コーストの大西洋沿岸森林保護区
【場 所】
ブラジル／バイア州、エスピリト・サント州
【登録範囲】
ブラジル北東部の大西洋沿岸の低地に広がるパスコアル国立公園、リニャーレス森林保護区などを含む八つの保護区です。
【登録基準】～自然遺産②④～【1999年登録】
生態系や動植物の進化発展に関する生態学的、生物学的過程を示す重要な例。
学術上、環境保護上価値を有する絶滅の恐れのある野生種のための自然生息域。
ブラジル／ディスカヴァリー・コーストの大西洋沿岸森林保護区の解説
【ブラジル／ディスカヴァリー・コーストの大西洋沿岸森林保護区】
ブラジル北東部にある八つの保護区域からなる、総面積1120ｋ㎡の多雨林地帯です。熱帯雨林の植物相は、世界一豊かで密度が高いと言われ、１万㎡に458種もの樹木が確認されています。
国名の由来になった稀少種ブラジルボクが生育するほかに、ポルトガル人が最初にブラジルに上陸した地のあるパスコアル国立公園も含まれています。
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