アメリカ/イエローストーン国立公園

世界遺産学習ガイド

アメリカ/イエローストーン国立公園

当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。

アメリカ/イエローストーン国立公園
【場 所】
アメリカ合衆国/ワイオミング州、モンタナ州、
           アイダホ州
【登録範囲】
北アメリカ北西部のワイオミング州、モンタナ州、アイダホ州にまたがる総面積8983kuの国立公園。
【登録基準】〜自然遺産@ABC〜【1978年登録】
地球の歴史の各主要段階をあらわす優れたもの。
態系や動植物の進化発展に関する生態学的、生物学的過程を示す重要な例。
ひときわ優れた自然美、及び美的要素をもつ自然現象・地域。
学術上、環境保護上価値を有する絶滅の恐れのある野生種のための自然生息域。

アメリカ/イエローストーン国立公園についての解説

【アメリカ/イエローストーン国立公園】
イエローストーン国立公園は、アメリカ合衆国最大の公園であり、地球上で最も多くの熱水現象を見ることができる場所として知られています。

間欠泉が噴出し、温水が湧く場所は1万ヵ所に及び、その数は全世界で見られる熱水現象の約半分に相当しています。なかでも間欠泉の数は、200〜250に及び、地球上の間欠泉の4分の1にあたると言われています。

これは、地下の浅い場所でマグマが活動しているを証明しているものであり、地球の生成過程で大きな役割を果たしてきた、火山活動の一端を知ることができます。アメリカは、こうした熱水現象に加えて、渓谷や滝、大草原など変化に富んだ自然景観を、国をあげて守るべきものとし、イエローストーンを世界初の国立公園に指定しました。

また、この公園はできるだけ人の手を加えずに生態系を保護している点でも重要です。大規模な山火事が起こっても積極的な消火活動や、鎮火後の人為的な植林は行われません。すべてが自然のままに任されています。この方針は、自然保護の先駆的な考えとなりました。

さらに、一帯は動植物の宝庫であり、グリズリーやアメリカバイソン、オオカミなど絶滅が危惧されている動物たちにとって、広大な避難所となっています。

※間欠泉=周期的に噴出する温泉。
地球に蓄えられた雨水が、地熱で急激に加熱され
水蒸気圧の高まりにより亀裂や穴から外に噴出するもの。


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