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メキシコ／チチェン・イツァの古代都市
【場 所】
メキシコ／ユカタン州
【登録範囲】
ユカタン半島北部、「旧チチェン」と「新チチェン」を含む総面積約６ｋ㎡。
【登録基準】～文化遺産①②③～【1988年登録】
人類の創造的資質を示す傑作。
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
メキシコ／チチェン・イツァの古代都市についての解説
【メキシコ／チチェン・イツァの古代都市】
ユカタン半島の北部に位置するチチェン・イツァは、８００年近く続いたマヤ文明の都市で、現在さまざまな時代に築き上げられた数々の遺構が残されています。
遺跡は南側の旧チチェンと、北側の新チチェンに分けられます。旧チチェンには、４５０～７００年頃、マヤ族の一つだったイツァ族によって築かれたマヤ文明の伝統的な建築が見られます。
一方、新チチェンには、１１～１３世紀頃の壮大な建造物群が残り、生贄の風習など独特の宗教観に彩られたメキシコ中央高原のトルテカ文明とマヤ文明の融合が見られます。
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