当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
アメリカ／マンモス・ケーブ国立公園
【場 所】
アメリカ／ケンタッキー州
【登録範囲】
ケンタッキー州西部のカルスト地帯の212ｋ㎡を占める国立公園一帯。
【登録基準】～自然遺産①③④～【1981年登録】
地球の歴史の各主要段階をあらわす優れたもの。
ひときわ優れた自然美、及び美的要素をもつ自然現象・地域。
学術上、環境保護上価値を有する絶滅の恐れのある野生種のための自然生息域。
アメリカ／マンモス・ケーブ国立公園についての解説
【アメリカ／マンモス・ケーブ国立公園】
緑豊かな丘陵地帯の地底に広がる世界最大級の鍾乳洞です。巨大洞窟は地下60～100ｍの深さにあり、総延長は500ｋｍ以上に及んでいます。
その並外れた規模、造形の多様性はほかに例を見ません。地底の湖や川には、淡水生の軟体動物、魚類、昆虫など200種が棲息するほか、環境に適応して目が退化してしまった、メクラエビやメクラサケスズキの一種も確認されています。
海外旅行に役立つもの
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